組込みソフトウェア開発でUMLを使う手法を説明した書籍のリンク
組込みソフトウェア開発でUMLを使う手法を説明した書籍のリンクがあったのでメモ。
【参考】
組み込みUMLでの、分析モデリングでのクラスの識別アプローチについて文献まとめ - 千里霧中
組込みソフトウェア開発と設計をちょっと調べている。
やっぱり設計手法にはUMLを使っている方が僕は理解しやすい。
それに関する書籍のリンクの記事があったので、メモしておく。
【1】組込みソフトウェア開発のためのオブジェクト指向モデリング (組込みエンジニア教科書) | SESSAME WG2
この本はとても分かりやすかった。
湯沸かしポットを題材として、実際にクラス図、状態遷移図まで落とし込んでくれている。
この本の感想は以前書いた。
組み込みソフトウェアの根本問題~対象物の状態遷移を記述できれば、制御が可能だ: プログラマの思索
組込ソフトウェア開発のための3部作「構造化モデリング」「オブジェクト指向モデリング」「リバースモデリング」を読んでいて楽しい: プログラマの思索
【3】リアルタイムUMLワークショップ | ブルース・ダグラス, 鈴木 尚志
持っているけど理解できていない。
【4】組み込みUML―eUMLによるオブジェクト指向組み込みシステム開発 (OOP Foundations) | 博之, 渡辺, 和人, 堀松, 政彦, 渡辺, 和記, 渡守武
古本屋で見たことがある。
今度読んで見る。
【5】UML動的モデルによる組み込み開発―分析・設計・実装・テスト | 政彦, 渡辺, 哲史, 石田, 康二, 浅利, 周作, 飯田, 修二, 山本 | Amazon
今度読んで見る。
オブジェクト指向設計のうち、責任の割当に注力して書かれている。
【7】実践UML 第3版 オブジェクト指向分析設計と反復型開発入門 | クレーグ・ラーマン, 依田 智夫, 今野 睦, 依田 光江
僕は第1版、第2版を読んだ。
第1版では「オブジェクト指向設計の肝はコラボレーション図(協調図)です」という一節がすごく心に響いた。
クラスへ責務を割り当てるときに、UML2.0ならコミュニケーション図を書いて、責務が集中しないように疎結合にしたり、関連する責務は集めて凝集度を高くする、などのアドバイスがあった。
| 固定リンク
「モデリング」カテゴリの記事
- ストラテジストとプロジェクトマネージャの役割の違いは何なのかpart2~プロセスのレイヤと達成目標のレイヤが異なる(2023.02.18)
- UMTPモデリングフォーラムのパネル討論の感想(2022.11.29)
- Go言語でできることは何なのか(2022.11.06)
- クラウド上の開発がJavaに与えた影響は何なのか(2022.10.16)
- 「ソフトウェアアーキテクチャの基礎」本はアーキテクトが読むべき本だった(2022.09.18)
「astahによるUMLモデリング」カテゴリの記事
- ストラテジストとプロジェクトマネージャの役割の違いは何なのかpart2~プロセスのレイヤと達成目標のレイヤが異なる(2023.02.18)
- astahとExcelの間でマインドマップをやり取りする方法はコピペだけ(2022.11.14)
- Go言語でできることは何なのか(2022.11.06)
- astah* Mermaid Pluginが公開された(2022.10.21)
- クラウド上の開発がJavaに与えた影響は何なのか(2022.10.16)
コメント