TwitterやFacebookは人力キュレーションツールとして使う
TwitterやFacebookの使い方がコロナ禍で変わったように思う。
TwitterやFacebookは人力キュレーションツールとして使うべきだ。
ラフなメモ。
【参考】
Twitterは最速のメディア: プログラマの思索
ビジネス特化SNS「Linkedin」から見えるもの~人脈はデータマイニングで作られる: プログラマの思索
Facebookはセルフブランディングの最強ツール: プログラマの思索
Clubhouseは路上ライブや朗読のためのツールかもしれない: プログラマの思索
「現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全」の感想: プログラマの思索
たとえば、コロナの情報を知るには、新聞やテレビ、書籍では不十分だ。
なぜなら、まだその知見や真実が最新論文にしか存在せず、それを解説する情報が新聞やテレビ、書籍にはないから。
だから、医療現場でコロナ患者に対応している医者、コロナワクチンを研究している医療研究者、コロナウイルスの流行を予測する疫学者から情報を収集すればいい。
すると、彼らはTwitterで情報を流しているので、彼らを特定してツイートを逐次読めばいい。
実際、武漢ウイルスからデルタ株、オミクロン株へ変異するうちに、コロナの毒性やかかりやすさもどんどん変化している事実が分かったし、mRNAワクチンのおかげで沢山の人が助かった事実もわかってきたわけだ。
また、Twitterのインフルエンサーのうち信頼できる人達を集めてみると、その分野で専門的知識や専門用語を正しく使えて、その専門知識を一般人にもわかりやすく説明できる能力を持っている傾向がある。
また、インフルエンサーで能力のある人は、他人をけなす言葉は言わないし、人格的な面が言葉に出てきている場合が多い。
僕も、専門知識を使えないインフルエンサーはできるだけ排除しようとしている。
つまり、SNSを集合知として扱うメリットがある。
Facebookの友達関係では、ビジネル上の人間関係から発生する事が多く、同じ業界や同じ興味を持つ仲間が多い。
その集団からの情報発信を集めることになる。
つまり、彼らの興味から発信した情報は、自分にも有用であるケースが多いから、Facebookは友人がわざわざ発信した情報を読むだけで最新情報を入手できる。
たとえば、IT業界にいれば、アジャイル界隈の人達とたくさんFacebookの関係を作っておけば、勝手にアジャイルの最新情報は入手しやすい。
税理士、行政書士、中小企業診断士のような士業も、Facebook上でコミュニティを作る場合が多いので、最新のセミナー情報や補助金、お仕事の情報を集めやすくなるメリットがある。
以前は、TwitterやFacebookなどのSNSは無駄な情報が多く、遊びでしか使っていないイメージが多かったが、今は違う。
そんな経緯を踏まえると、TwitterやFacebook、LinkedinなどのSNSは情報収集ツール、人力キュレーションツールとして使うべきだ。
換言すれば、SNS上の人間関係が深い人ほど、最新情報を入手できて、正しい意思決定により近づける可能性もあるのだろう。
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