TestLinkのテストケースはクラスとインスタンスの考え方で区別する
TestLinkのテストケースはクラスとインスタンスの考え方で区別するツイートを見つけたのでメモ。
[QCの基本]テストインスタンスについて|Tsuyoshi Yumoto|note
TestLinkでは、テストケースそのものの管理とテスト結果を記録する機能が分離されている。
この考え方は、テストケースがクラス、テスト結果がインスタンスで区別すると理解しやすい。
メリットは、回帰テストを実行できること、テストケースを再利用しやすく保守しやすいこと。
「Redmineによるタスクマネジメント実践技法」でもTestLinkのこの考え方は記載していた。
しかし、現場のExcelテスト仕様書では、テストケースとテスト結果は分離されていない場合がほとんどだろう。
だから、回帰テストの管理が面倒だし、障害管理との連携もスムーズでない。
その理由は、テスト管理ツールが導入されておらず、Excelで頑張っているからだろう。
下記ツイートにあるように、テストケースをクラスとインスタンスで分離する考えは、本来はSIで最も有効なのにね。
テスト管理ツール入れるなからこの概念が実装されてることが必須条件です。#テスト管理ツールはテストインスタンスがキモ
— Tsuyoshi Yumoto (@yumotsuyo) June 22, 2021
[QCの基本]テストインスタンスについて|Tsuyoshi Yumoto @yumotsuyo #note https://t.co/FG1B7RPOSi
TestRailもPractiTestも、古いので有ればTestLinkもちゃんとこの思想で実装されてたよ。当然IBM、oracle、hpから出てた有償のバカ高いテスト管理ツールもこの思想で作られてた。
— Tsuyoshi Yumoto (@yumotsuyo) June 22, 2021
<s>ぶっちゃけ、本来強力な効果を発生するであろうSIer的な環境ほど採用はきびしいです。いいたかないですが、テスト仕様の版管理とか、テスト仕様と実行結果は分離すべきいう概念自体が理解できる人間が管理者レベルにおいても少ない傾向があり、教育コストが高くなりすぎます。</s>
— D-Hori (Web技術アカ) (@d_hori_web) February 10, 2021
ア
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