デブサミ2023の感想
デブサミ2023の感想をラフなメモ。
自分用のメモ。
【参考】
Developers Summit 2023(2023.02.09-10)
DX、アジャイル、プロセス、テストなどを色々聞いた。
その中で僕が興味を惹いたのは、Rustとテスト自動化の2つの講演。
【1】RustはFirefox、Linux、Androidなどで使われ始めていると聞いたが詳細は知らなかった。
Rustは所有権の概念を持つ。
所有権とは束縛した変数みたいなもの。
Rustは一生コンパイルが通らないと言われる。
理由は、コンパイラが強いから。
そもそもプログラミングが難しい。
代入可能な変数かどうか所有権で決まる
所有権で解決する。
コンパイラが教えてくれる。
Resultはエラーハンドリング。Scalaにもある。
インターフェイスからエラーを返すか判断できる。
OptionはJavaのOptionalと同じ。
ScalaのOptionalみたいなものか。
enumはパターンマッチ。
traitはジェネリクス関数をシュッとしてくれる。
ScalaのTraitと同じ。
「なんでもかんでもclone()をつけたくなってしまいます、どうしたらいいですか?」という質問に対して、Cloneで妥協していい。
Cloneせずにコーディングすればメモリを小さくできるが、コーディングが難しい、と回答があった。
僕はRustはC言語の代わりとなる低級プログラミング言語と誤解していた。
しかし、こういうRustの話を聞くと、C言語のように扱える関数型プログラミング言語と見なした方が良いと思った。
【2】テスト自動化では、今はE2EテストがAIによって更に加速している。
画像の物体認識、画像処理のディープラーニングを使って、画面UIをテストする方向に進化しているらしい。
しかし、OCRのような、画面の文字認識の精度が低いらしい。
むしろ、テスト後に画面変更をAIが検知して、テストプログラムを自動修正する方向に進化しているらしい。
AIをテストに利用する発想がよく分かっていなかったが、AIが物体認識や画像処理に特化している強みを生かすことで、UIテストを強化しているのは面白い。
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