Redmineで持ち株管理する事例
Redmineで持ち株管理するツイートを見かけたのでメモ。
単純に面白いなと思った。
Redmine (+ チケットパネル) の練習がてら、お題としては良くないかもだけど、持ち株を試してみたw pic.twitter.com/asX5INWZAq
— Shion@アプリ実装者(仮) (@shion_engineer) April 20, 2024
Redmineのチケットにそれぞれの持ち株の情報を記載し、ステータスごとにチケットパネルでカンバン風に表示している。
ステータスは、候補、買付注文中、保有中、売却注文中がある。
おそらく、株の候補をリストアップし、ネット証券などで買付し、保有して、配当をもらいながら、最後に売却するという流れなのだろう。
メリットは、ステータスごとに持ち株の状況がわかること。
だが、実際はこれだけは使いづらいだろう。
現在のそれぞれの持ち株の運用損益や評価金額、すべての持ち株のサマリ情報も表示したい。
また、持ち株の運用損益や評価金額の履歴も表示させたい。
すると、ネット証券のAPIを使って持ち株の最新情報を日次で取得し、持ち株チケットに紐づけて、履歴情報を持たせるような仕組みが欲しくなる。
結局、ネット証券会社のアプリの簡易版みたいな機能が欲しくなってくるだろう。
つまり、Redmineのプラグインでそういう仕組みを作りたくなってくるだろう。
ここで、Redmineのチケットは、かんばんやワークフローのようにステータス管理させたい「フロー」の概念と、情報を資産として蓄積させたい「ストック」の概念の2つを持つ。
今回の持ち株の事例は、チケットをストックとして扱う事例に相当するだろう。
チケットはデータでとプロセスの二面性を持つ #redmine: プログラマの思索
Redmineによるチケット駆動開発はストック型プロセスとフロー型プロセスの二面性を持つ: プログラマの思索
Redmineのチケット駆動開発では、チケットに複数の意味を持たせて運用した方が上手く回る: プログラマの思索
こういうアイデアは面白いなと思った。
ちょっとしたデータ管理にRedmineを使ってみる事例は色々集めてみる。
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