旅行・地域

2005/10/08

Ruby関西勉強会に行ってきた

 第6回 Ruby勉強会@関西へ行ってきました。
 面白かったー。

 関西でもRubyやっている人は多いんですねえ。
 京都女子大で開かれたせいなのか、松江、東京、広島から駆けつけた人もいて、50人も集まって大盛況でした。
 内容は、Rubyでゲームアプリを作る話とRubyのTestUnitを使う話で、業務系システムの話やRuby on Rails、BioRubyに興味を持っていた僕にはちょっと物足りませんでしたが、勉強会の雰囲気がいいし、懇親会も女子大生とか京大生も来て元気だし、楽しかった。

 場所を提供した小波先生と、懇親会でずっと話し込みました。

「Rubyを大学教育で使っているのは、うちしかない」
「以前はPascalを使っていたが時代遅れになった。Rubyならオブジェクト指向にも触れられるし、ソースの可読性が高い」
「プログラミングには、コンピュータの仕組みを知らないと書けない部分と、書きたいロジックそのものの部分の2つがあるが、Rubyなら、後者に意識して書くことが出来る」

 小波先生は教育熱心な先生で、僕も大学時代はこんな先生の研究室へ行きたかったな、と思ってしまった。。


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2005/09/06

XP祭り2005の公式記事

XP祭り2005の公式記事は下記が一番詳しい。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20050905/220618/
XPの祭典「XP祭り2005」開催,「顧客にすらわかっていない要求をいかに引き出すか」が大きなテーマに


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2005/09/04

XP祭り2005の感想

9/3にお台場で開かれたXP祭り2005に行ってきました。
面白かったー。
朝5時に起きて新幹線で東京へ向かい、夜12時まで講演+懇親会+2次会で騒いだので、1日がすごく長く濃かった。
代表の倉貫さんほかスタッフの皆さん、感動をありがとう。

受けた刺激があまりにも多すぎて整理し切れていないので、感想を箇条書きで残す。

【XP祭りの会場 お台場】
「お洒落なお台場」のイメージがあったが、場所はちょっと離れたオフィス街。
会場は、円形劇場の座席に講演者が舞台で発表するため、場の雰囲気がどんどんヒートアップしていく感じだった。
スタッフによると200人もの来場者が来たとのこと。遠く沖縄(!)から来たエンジニアもいた。
大阪から来たエンジニアは、僕を含めて6人ぐらいだろうか?

【平鍋さんのProject Facilitation】
最近よく聞く「見える化」のお話。
ソフト開発はプロセスも成果物も見えにくいという難点を解決するために、こんな手法を考えてみました、という話。

ビルドが失敗したら赤ランプが付く「ソフトウェアあんどん」。
開発者の気分を1日の最後に赤と青でカレンダーに張っていく「ニコニコカレンダー」。
こういうツールがあると、開発者のモチベーションも上がるだろう。何よりも楽しい。

劇団ぺけぴー(XPを日本語で読み直したみたい(^^))による朝会のアンチパターン例は面白かった。
・一人の話が長い
・リーダーがメンバーの話を遮る
・誰も喋らない
朝会だけでなく会議でも、場の雰囲気が建設的でないケースによく当てはまる。

PFの価値や原則、アンチパターンの解決方法など、もう少し詳しく聞きたかったなあ、というのが率直な感想。

【ひがさん】
今日のひがさんはオールバックの金髪に、黒Tシャツとジーパンでカッコイイ(^^)

講演する時は、会場の雰囲気に呑まれないように「スター」になりきるために、いつも外見を大きく変えるらしい。他の講演者がひがさんのなりきりメガネを借りてました。

業務マニュアルを作ることで上流工程を進める話は興味深かった。

僕の現場では開発プロセスそのものが標準化されていないため、ひがさんのやり方がおそらく一番しっくり来る気がする。
きちんと仕様書が揃った環境でないとプログラミングできない若手がいるし、マニュアルや仕様書が最終的に納品物に含まれるから。

でも、話はXPにあまり関係なかったかも。

【ディスカッション】
豆蔵の荻本さん、MSの萩原さん、Seasarのひがさん、関さん、平鍋さんを交えて、言いたい放題のディスカッションも面白かった。

ひがさんも関さんも萩原さんも皆揃って、フレームワークは嫌いだ、という発言はビックリ!
理由は「俺様が作ったフレームワークを、下々のPGに押し付ける」のが嫌いらしい。
「メンバーがフレームワークとアプリケーションのチームに分かれるのが嫌だ」
「アプリ開発者が見つけたFWのバグをすぐに直せない。だから、そのFWのバグを回避するようなぐちゃぐちゃのプログラムを書いてしまい、後でメンテナンスするのが大変」
という関さんの話が最も率直だった。

MSの萩原さんの話が興味深かった。

「私はソフトウェアアーキテクトであってITアーキテクトではない」
「アジャイルはソフトウェア工学ではない。工学的基盤の上でアジャイルのプラクティスがあると理解している」
「今の私の興味はSoftware Factoriesにある」

「個々の日本人は技術者として能力は高いが、集団になると質が落ちる」
「欧米人はマネジメント能力が比較的高い」

ソフトウェア開発の動機は何ですか?というコメンテーター倉貫さんの質問に対し、MSの萩原さんの答えが一番印象に残った。

「ITを使って革命を起こしたい」
「現在は鉄道が普及し始めた時代と同じ。百貨店は鉄道という産業が興隆して作られた。鉄道によって、消費都市と生産都市が結ばれ、都市の拠点に百貨店が作られて、新しい産業ができた」
「ITも同じで、ITの普及によって新しい産業を作り出せるはず。今はコスト削減とかつまらないことにITを使っている」

「ソフトウェアで世界を変えたい」と言った(はずの)ビルゲイツの言葉を思い出させる。
ITエンジニアもこれぐらいの気概を持たないとね。

最後に、劇団アンプラーズ(Anti-Practiceからひねたらしい)の活劇が面白かったので、2コマほど載せます。関西人ならボケツッコミを入れて、もっとひねることができるかも。

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弟:あにきー、ペアプロって何だ?
兄:ペアプロっていうのはな、ペアで入る風呂のことなんだよ。



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The End

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2005/08/28

XP祭り2005がもうすぐ!

今週末9/3に開かれるXP祭り2005へ行ってきます。
平鍋さん、ひがさんという大物の講演があるので、すごく楽しみだぞー。

XPJUG関西とXPJUG東京本部は何か違いがあるのだろうか? 
XPJUG関西のコミュニティにいると、東京の活動を殆ど意識してませんが。。

XPにも関西流、東京流という流派があるんでしょうか?
行ってみてこの眼で確かめてきます(^^)

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2004/07/15

オブ・カレーの味(^^)

 オブジェクト納涼祭の感想をBlogに載せたら、オブジェクト倶楽部イベント事務局から御礼の返事が来ました。
 オブ・カレーの辛口の理由も教えてもらいました。

>オブジェクト指向は難しいと認知されているから、
>オブ・カレーは辛口なのでしょうか?

 そのとおりです。なお、
 「オブジェクト倶楽部は中辛を目指しております。」

だそうです。
 「難解なオブジェクト指向は、せいぜい中辛までしか甘くさせることができない」という主張でしょうか?
 やっぱりオブジェクト指向は、理解するための敷居が高いのか(m_m)

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2004/07/10

オブジェクト納涼祭の感想

 7/9に開かれたオブエジェクト倶楽部(場所:品川)の納涼祭に行ってきました。
 面白かったー。
 有名人(平鍋さん、渡辺幸三さん、牛尾さん)を初めて見て、ワクワクしました。皆さん気さくな方でした。

 僕が一番興味を抱いていたのは、オブジェクト指向とあまり関係ないDOAの渡辺先生の講演でした。

 渡辺先生は「業務別データベース設計のためのデータモデリング入門」 「生産管理・原価管理システムのためのデータモデリング」の著者の方です。
 オープニングトークで講演した平鍋さんが「これらの本は”日本のアナパタ”と言って良いくらいの本です」と紹介してました。
 大阪に住んでいるそうで、すぐに打ち解けられました。僕が持ってきた本に快くサインしてもらいました(^^)
 
 渡辺先生は熱い! 僕がメモした先生の言葉集は、以下の通り。

「SEにとってホワイトボードは大事です。ホワイトボードに書きまくらないと」
 「モデリングはやっぱりホワイトボードで書きまくらないと駄目ですねえ。書きまくって修正して、という作業をしないとモデリングの実力はつきません。でも女性のSEにそれをさせたら、泣き出されて困った事があるんです」
 「私の美学では、テーブルのリンクはL字型ではなく曲線でないと許されないんです」
 「製造業の情報システムでは、MRPが一番基本なんです。でもMRPは在庫削減に現実では役立たない。理由は杓子定規な在庫指示しか出せないので、現場の感覚と合わないから」

 もう少し、渡辺先生のお話を聞きたかったのが正直な感想です。やはりDOAはモデリングの一つの技術として重要であると再認識しました。

 今回の納涼祭は、手作りの文化祭みたいな雰囲気で、永和マネジメントのスタッフの皆さんがお面をつけて、楽しそうに裏方で働いているのが印象的でした。
 最後に、僕が思わず吹き出してしまった、会場のドアに張られていたポスターを紹介します。

 
オブ・カレー(!)

 ボンカレーのマダムが平鍋さんの顔に変わってます(^^)
 オブジェクト指向は難しいと認知されているから、オブ・カレーは辛口なのでしょうか?
 僕は、小学生が好きそうな甘口カレーの方が好きです(^^)

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2004/06/29

オブジェクト納涼祭参加

7/9オブジェクト納涼祭へ参加を決めた。
JUDEを使ったり、HPのデザインパターンPDFなどを見ているうちに、平鍋さんがどんな人なのか気になった。
(写真を見る限り、かなり若そう(^^))
セミナーでは、平澤章さん(「オブジェクト指向でなぜつくるのか」の著者)、渡辺幸三さん(「業務別データベース設計のためのデータモデリング入門」著者)が話すそうなので、かなり楽しみ。
サインしてもらうために本を持って行かねば!
でも、その分荷物が重くなる(m_m)

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